反応がないチラシは魅力的ではない

加藤 里絵

反応が出ないチラシの理由を一つ言うと、チラシ自体が全く魅力的でないのです。

チラシ自体の構成がどうのこうのというよりは、キャッチコピーや商売文句、独自のサービス、掲載商品などに魅力がないのです。お客さまの身になっていないというか。 リフォーム会社側の勝手な思いや、PRばかり書いてお客さまのメリットが感じられないのです。もっと極端にいうと、タテマエみたいな事ばかりがならんで、ホンネで欲しいと思えるものがないので、買う気がしないのです。

たとえば、

「地元に愛され続けて30年」とか

「○○公民館や○○病院など、数多くの建築物を手がけています」とか。

なぜ、こういうことを書くのでしょうね?私が、お客さまなら「地元に愛され続けて・・」のくだりに、「誰に愛されているんだ?勝手に思っているんじゃないよ!」とイライラします。また、公民館や病院などの事例自体、木造の家に住んでいて、我が家をリフォームしてほしいと思っている人には、全く関係ないのです。

それだけではありません。それ以外にも、メーカーや問屋の都合で頼まれた設備機器などを平気でチラシに掲載するのです。それを掲載することで、チラシ費用の援助が出るとか、機器の仕入れ値を少し下げてくれるといったことを狙って。 そんな思惑、まったくお客さまには関係ないのです。メーカーや問屋がいい思いをする商品をお客さまが選ぶはずないのです。お客さまは、いいものをより安く手に入れたいと思っているだけで、他人のことなどどうでもいいのです。

たしかに、勧められたモノによっては、売れるものがあるものかもしれませんが、そういった商品を、平気でお客さまにご紹介する姿勢がダメです。よこしまな発想は、おのずとチラシの表現を簡素にさせ、なんの力も感じられないものにしてしまうからです。 お客さまは自分を大切にしてほしいと思っています。なので、他人を大切にする商品は、原則、当たるわけがないのです。

 

 

加藤 里絵

加藤 里絵

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