組織を成功に導くリーダーへの道 パート1

森下 吉伸

みなさんこんにちは。森下です。

 

4月に入り、新年度のスタート。
新入社員が入り、組織全体が引き締まる時期ではないだろうか。

 

新体制の組織として幸先の良いスタートを切れるか、そうでないかはやはりリーダーのかじ取り次第である。

 

頭がいいだけ、気が利くだけ、アイデアがあるだけ、行動力があるだけ……そんなリーダーは真の将器とは言えない。

 

本日は組織を導く、「リーダーのあり方」についてお話ししたい。
会社の社長はもちろん、組織を引っ張るリーダー的立場の方には是非一度目を通していただきたい。

 

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組織はリーダーで決まる


これまでは、「企業は人なり」という観点から、社員を育てることの大切さや、具体的な指導法について説明しました。

 

もっとも、会社の中には、社員以上に重要な「人」がいる。
言うまでもなく、組織を率いる社長その人。

 

歴史上のさまざまな興亡を見ても一目瞭然だが、名将が采配を振るう組織は日の出の勢いを得て勢力を拡大していき、愚将が胡坐をかいている組織は植物が枯れていくように衰えていく。

 

それは古今東西、変わらない真実であり、配下の人間が優秀でも、それを引っ張るリーダーがいい加減なら、強い組織にはれないのである。
そこで今回は「組織のリーダーはどうあるべきなのか」「どんなことを心がけるべきなのか」という、中小企業の社長にとって極めて重要な話をして行きたい。

 

優れたリーダーに必要不可欠なもの


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組織のリーダーに求められるのは、「あり方(姿勢)に裏打ちされた人間性」である。
要は、好感を持てる人なのかどうか、いっしょにいて気分がいい人なのかどうか、信頼できる人なのかどうか、強くて優しい人なのかどうかといったことが問われるわけであり、リーダーの人間性がよければ、それがまず社員に伝わり、お客様にも伝わっていくのだ。そういういい連鎖を生み出せば、商売が行き詰ったり破綻したりする可能性はぐっと減る。

 

私は講演でよく、「マーケティングと並行し、人間性を高めるために自分のあり方を突き詰めることが大切です」と力説する。
そのとき「なるほど。俺もそう思っていたんだ」と頷いてくれるのは、業績のいい社長だけである。

 

逆に、なかなか業績を上げられない社長は、「自分を見つめ直すとか、自分を磨くといったことは二の次。それより今月の売り上げのほうが大事だ。俺は売り上げに直結するテクニックやノウハウを聞きたいんだ」という反応を取る。

その気持ちはよく分かるが、テクニックやノウハウだけで成功できるのなら、誰も困まらないのだ。

 

世の中には「俺は技術に関しては一流」「この分野では日本一」と胸を張る人がいますが、その人の性格が悪かったり態度が悪かったりすれば、お客様は「いくらいい技術を持っていても、この人には仕事を頼みたくない」と思うはずである。

 

顧客が契約・購買を決める要素


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リフォームにおいても同じことが言える。
いくら素晴らしいイベントを開いても、それを開いている人が幸せで、エネルギッシュで、やる気満々で、明るくなければ、お客様は「イベントの中身は興味深いけど、雰囲気が暗くて居心地が悪い」と感じてしまう。
そしてその雰囲気に押し出されるようにして、イベント会場から去っていく。

 

つまり、お客様にとっては「どんなイベントなのか」より「イベントを開いているのはどんな人なのか」のほうが重要なのである。
もちろん、お客様を集めるためにはイベントを魅力的なものにしなければいけないが、それだけではお客様の契約や購買にはつながらない。
結局、それを決定づける要素は、「売っているのがこの人だから」「担当しているのがこの人だから」「商品・サービスからこの人の思いが伝わってくるから」といったことである。

 

商売とは、最終的に人間性がモノを言うのです。
ですから、研ぎ澄ませてきたスキルをいかんなく発揮するためにも、それを周りの人に評価してもらうためにも、「人としてのあり方、心の持ちよう」の部分を大切にしなければいけない。

 

 

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